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もう遅い?YouTubeは今が始めどき。まだまだ伸びる動画市場

現代では1社に1つのホームページから、1社に1つのYouTubeチャンネルを持つ時代になってきています。

会社経営をしていくにはお客様の信頼が不可欠です。
現在ホームページ経由での情報の発信を行い信頼を獲得していく方法が一般的ですが、YouTubeのチャンネル一つでその信頼を獲得することが出来てしまう時代へと変化しています。
「今からYouTubeを始めても遅くない?」と思っている方も少なくないでしょう。ビジネスにおけるYouTube活用は今こそ始めどきと言っても過言ではありません。

今回ご紹介する動画プロモーションは、決して再生数を伸ばすことが目的ではなく、より多くの見込み客にリーチさせることが目的です。それではさっそく見ていきましょう。

ビジネスシーンでYouTubeを活用

「バズる」といった言葉を耳にしたことはありませんか?
「多くの人に拡散され、注目を浴びる」という意味合いとして使用されることが多い言葉です。動画再生数を上げて広告収益を得るというのは、どちらかといえばエンターテイメント性の高い動画で散見されます。しかし、ビジネスにおける動画プロモーションでは広告収益を得ることが目的ではなく、自社の商品やサービスを費用をかけずにプロモーションできるといった大きなメリットが存在します。

例えば一般のユーザーが1,000人視聴してくれるより、ニーズのある見込み客が100人視聴してくれた方が販促効果は見込めます。そのため、何万人の登録者数を獲得することではなく、数千人の登録者と数千回の再生回数を目標にしていくことが重要です。再生数が少なくても、お問い合わせ件数が多ければ結果として大成功です。そういった観点からYouTubeを活用するといった考え方は、経営に携わる方々に向いているプラットフォームと言えます。そして現在において世界のWEBサイトのアクセス数を見ても1位のGoogleに続き、2位にYouTubeという現象が起きています。

5Gの到来で視聴者数が増加

YouTubeが流行り出した頃と比べて、現在では40代から60代の視聴者が大幅に増加しました。視聴者の幅が増えれば増えるほど、商品やサービスの幅も増えていきます。そして同時にライバル企業も増えていくといったデメリットもあります。しかしそれは他社のプロモーションが即座にキャッチアップできるので、再生数や紹介テキストなどを比較することで自社の商品・サービスを効率よくプロモーションすることができるのです。

参照元:スマートアンサー

なぜYouTubeを使うのか

YouTubeがなぜビジネスに向いているのかを解説していきます。

1. 芸能人に匹敵するほどの信頼度

年代ごとに見ても「ほぼ毎日見ている」というユーザーが多く見受けられます。
「YouTube認知率・利用率」を見ても全ての世代で90%以上の認知率があり、50代-70代の利用率も平均で57%。

参照元:モバイル社会研究所

2.動画の優位性

1分の動画はホームページ3,000ページ以上の情報量を超えると言われています。動きやテロップ、映像効果などで情報が伝わりやすいところが特徴といえます。

3.YouTube側の仕組み

YouTubeはA I機能で視聴者が日々視聴している動画から「あなたにおすすめの動画」として表示されるようになっています。そのためおすすめに表示されるだけでも多くのアクセスが集まるでしょう。
また、最近ではGoogle検索をしたとき、上位に関連した動画が表示されるようになりました。これはYouTubeがGoogleの傘下にあることが大きいでしょう。

YouTubeを活用する前に行うポイント

経営に携わっている方でしたらイメージしやすいかも知れませんが、まずは市場調査をすることをお勧めします。YouTubeにどれくらいのライバル企業が存在するのか。どんな商品やサービスをどのように打ち出しているか。そこで差別化を図ってプロモーションしていくという部分がとても大切になります。

先ほどもお伝えしましたが、YouTubeは費用がかけずにプローモーションをすることができます。しかし、ライバル企業も同じ条件でプロモーションをしています。 すなわち差をつけるためには知識を得るための勉強であったり、ライバル企業との差別化を図るために映像の質を上げたりと別の部分にコストを費やしています。 よくあるお話ですが、スマートフォン1台あれば撮影からアップロードまでの一連の作業は可能です。しかし、自社で制作する場合は視聴者目線でなく、単にかっこいい、見やすいなど仕掛けができずに、視聴者にメッセージが届くことのないまま終わってしまう。その結果、無駄な時間を費やしてしまった。というケースは多く見受けられます。 広告出稿費用がかからない分、違う部分に費用を使いライバル企業との差別化を明確にしておくと良いでしょう。

視聴者目線の動線

再生回数を伸ばすのと利益を伸ばすことは全くの別物です。 先ほどもお伝えしましたが、事業者の皆様は再生数を伸ばすことがゴールでは無いはずです。売上げを伸ばすことこそが最終的なゴールです。 興味を持った視聴者がお問い合わせしやすい動線になっているか。煩わしい工程がないか。ここをクリアにすることで一気にロスが減ります。 つまり視聴者がアクションを起こしやすい動線であることが最も重要なポイントです。

もう1点重要なポイントをお伝えします。 それは、1つの動画ですべて完結させようと思わないことです。良くありがちな部分として「続きはWEBで!」「LINE@に登録」など煩わしい工程があることで視聴者は離脱していきます。
極端な例ですが、街を歩いていたら突然このように話かけられたとしましょう。「私ファイナンシャルプランナーなのですが、●●で資産運用しませんか?」と言われて「はい。わかりました」と即決する方は極めて少ないと思います。 ではなぜ即決しないのか。それはファイナンシャルプランナーを名乗る人に信頼性や信憑性がない、そもそもその人を知らないからです。 そのため、まずは売上のことは一旦置いておいて、信頼を得るきっかけとなる動画を制作することをお勧めしております。

point1

YouTubeは認知度が高いため、色々な方がさまざまな動画を投稿しています。 商品やサービスを伝える前に、自己紹介動画のような形で「私たちはこんな企業です。」といった信頼を得るためのきっかけとなる動画を制作すると良いでしょう。 次の動画を見ても、この人は知っている人という認識になるため、信頼と理解を得やすくなります。

Point2

共感を得る動画を制作することです。 視聴者のお困りごとに目を向けて、解決に導くような内容を構成し、視聴者の感情を揺さぶる演出やメッセージを届けると良いでしょう。

Point3

最終的なゴール(コンバージョン)となる動画を制作します。 動画を通じて視聴者との信頼性や信憑性も築けている段階で商品やサービスの紹介をしましょう。さらに動線をしっかり確保しておくことで、お問い合わせ件数や成約率も上がるでしょう。

動線確保のために抑えておくべきポイント

ここでは視聴者と企業をつなぐ動線の確保についてのポイントを3つに絞って解説していきます。

動画の説明欄を活用

動画の詳細をしっかりと記載しましょう。 そこに会社の詳細やお問い合わせができるURLを記載したり 商品やサービスのページへリンクさせるなど視聴者が見る部分を存分に活用しましょう。本編と関係のない不必要な情報の掲載は控えてください。

ハッシュタグの活用

ハッシュタグは動画のタイトルの上に記載されますが、ここをうまく活用していきます。 旅行系の動画で良くあるのが #旅行 #沖縄 #夏休み など関連したハッシュタグを入れいるのが一般的ですが、中には #お問い合わせは説明欄からご確認ください など視聴者に届けたいメッセージをハッシュタグにしている企業も多くあります。

コメント欄の活用

コメント欄は一見視聴者の方が入力する部分だと思われがちなのですが、投稿者も入力することができます。 お問い合わせがしやすいようにURLを記載したり、商品の魅力を伝えたり、見てもらいたい自社の関連動画のURLを記載したりと方法はさまざまです。自身で入力したコメントを固定することで常に一番上に表示することができますので、1つテクニックとして活用してみてください。

補足

YouTubeチャンネルを開設して間もない時期はどうしても登録者数が少ないことが多いため、登録者数を非表示にしておくのもテクニックの1つです。 視聴者の推測で、「この会社売れてないのかな?」などネガティブな印象を持つ方も少なくありません。

まとめ

現代では1社につき1つのホームページ持つように、1社に1チャンネルを持つ時代になってきています。 YouTube開設自体にはコストがかからないため、動画プロモーションは簡単に行うことができます。その反面、ライバル企業も同じ条件で行うため、映像のクオリティや内容で差が出やすくもなります。動画制作のプロに依頼をしライバル会社との差別化を図るのが良いでしょう。

構成や演出に悩んでしまった場合は、プロの動画制作者なら的確なアドバイスもくれるのでより一層ライバル企業との差を広げることもできるのではないでしょうか。 映像は全て完結型ではなくいステップを踏んで複数の動画を制作する方法をお勧めします。 サムネイルの作成や概要欄の構成も制作会社がまとめて引き受けてくれる場合もありますので 依頼の際には一度確認してみてください。

●参考URL

もう遅い?YouTubeは今が始めどき。まだまだ伸びる動画市場
==参考URL==
モバイル社会研究所:https://www.moba-ken.jp/project/service/20220523.html
スマートアンサー:https://smartanswer.folium-research.jp/reports/83a95ffc-52e3-420e-9db5-6c75d9848b2e

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