今話題の「デジタルサイネージ」とは?メリットや種類を解説
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現在では定番になったウェディングムービー。大好きな親友や仕事の同僚のために映像制作をしてあげたい!と思っている方も少なくはないと思います。でもどうやって制作したらいいのかわからない。と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はウェディングムービーにはたくさんの種類があります。たくさんの種類があるとなれば上映されるタイミングも考慮する必要があるため、構成はしっかりと固めておく必要もあります。
余談ではありますが、昨今結婚する部下にプレゼントとして映像制作を依頼する上司の方も増えてきおります。部下想いの上司ってすごく温かみを感じますね。
今回はウェディングムービーについてわかりやすく解説して行きます。
冒頭でウェディングムービーにはたくさんの種類があるとお伝えしました。まずは大項目を決定する必要があります。それは「演出ムービー」or「記録ムービー」の2つです。その2つの大項目について紐解いていきます。
演出ムービーは披露宴会場で上映される映像です。つまり披露宴当日に上映される映像のことです。一般的な演出ムービーは7つです。各項目を一つずつ解説していきます。
ウェルカムムービーは披露宴会場の待合スペースや参列者(ゲスト)入口、または披露宴会場の中(開始前)などで上映される映像です。待合スペースや参列者入口では1度ではなく映像をループしておくことで多くの方の目に留まりお祝いしたい気持ちが更に高ぶるでしょう。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・結婚式の準備段階での映像・メイキング(前撮り時など)
・海外挙式の映像
・結婚〜式場を決める密着ドキュメンタリー映像
オープニングムービーは新郎新婦が入場する前に「今日は来てくれてありがとう」という気持ちを伝える映像として用いられます。これから映画やミュージカルが始まるような期待感や入場までのカウントダウン的な演出できる披露宴最大の見せ場と言っても過言ではありません。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・2人で一緒の踊りをする映像やドラマのオープニングのパロディ(ポップな映像)
・スチル写真を多用し、編集で動きのある映像(おしゃれな映像)
・スローモーションや早送りの映像を多用し式場の扉までの過程をPV風にした映像(かっこいい映像)
生い立ちムービーでは新郎新婦が生まれてから披露宴当日までの生い立ちを凝縮した映像です。主にお色直しなど新郎新婦が離席中の待ち時間に上映されることが多いです。
新郎新婦の会社関係者の方や相手方のご両親は小さい頃の新郎新婦を知らないケースもあるため、意外な一面も発見できたりと2人のストーリーを完結に見ることができるのため大変人気な映像です。大好きな新郎新婦のために映像を制作したいと思っている方は、生い立ちムービー(プロフィールムービー)の制作がおすすめです。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・特に現在とのギャップがある写真を使った映像
・ビデオ映像を組み込んだ映像
・ご両親や親戚、親友のコメントを入れ込んだ映像
エンディングムービーは新郎新婦が参列者(ゲスト)への感謝の気持ちを伝える映像です。主に新郎新婦が退場した後に上映するケースもありますが、最近では退場直前に上映されるケースも増えてきています。全ての映像に言えることですがBGMが重要です。エンディングムービーは少し寂しくこの時間を惜しむようなBGMが良いでしょう。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・映画のエンドロールのように参列者のお名前を上映する映像
・新郎新婦が感謝の気持ちを伝える映像
・新郎新婦のご両親も一緒に出演し感謝を伝える映像
メッセージムービーは当日参列出来なかった方々からのメッセージを友人や会社の同僚の方が制作・編集を行い上映する映像です。こちらは新郎新婦へのサプライズ的(ドッキリ)な要素も含まれており、涙を誘うことができる映像となっております。友人や会社の同僚が代表して新郎新婦に感謝を伝えるこのできる絶好の映像と言えるでしょう。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・遠方に住む大好きなおばぁちゃんからのメッセージ映像
・学校などでお世話になった恩師からのメッセージ映像
・しばらく会っていなかった友人からのメッセージ映像
※最後の項目は式に呼ばれていないなどの問題も発生するため注意が必要です。
レタームービーは新郎新婦が両親に宛てた手紙を恥ずかしくて読めない場合や感情が高まりすぎて読めない(自信がない)場合に用いられるケースがあります。一番の涙を誘うシーンとなりますが、当日感極まりすぎてしまい大事な手紙が読めない新郎新婦も多いことは確かです。そのため、予め用意しておく新郎新婦も多くおります。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・ご両親との写真を添えて、BGMの効果も加え感動的な映像
・結婚式の準備段階の映像を交えながらの感動的な映像
・普段の仕事の映像を交え、大人になった新郎新婦を見せる感動的な映像
二次会用ムービーはとその名の通り二次会で上映する映像です。披露宴ではご両親や親戚がいらっしゃる中でのオフィシャルな映像ではなく、友人間で制作する映像です。限度はありますが、少し砕けたバラエティ色の強い映像も上映できます。二次会用ムービーは友人が新郎新婦に向けた映像となるため、ジャンルは問わず二次会の進行に合わせた映像が好まれるでしょう。
例としては以下の映像が良く上映されています。
・中学、高校の同級生からのメッセージ映像
・ご両親からの面白いメッセージ(サプライズ)映像
・結婚式の映像を当日の二次会までに編集した映像
記録ムービーは当日の結婚式や披露宴、または二次会などの映像を記録した映像です。
参列者がカメラを回す際は美味しい食事を堪能したり、美味しいお酒など飲む時間がほとんどありません。いつどこで素敵なシーンに巡り会えるかわからないため、常にカメラを回しておく必要があります。友人とiphoneなどのスマートフォンで色々なアングルで撮影を行い、交代しながら記録しておく良いでしょう。
手作り感がある映像もとても温かく、喜ばれる映像になることは間違いありません。しかしながら新郎新婦にとっては一生一度と言っても過言ではない大舞台なのです。例えば友人みんなで費用を集めたりしてプロの映像制作者に依頼するのも良い方法と言えるでしょう。
そうすれば、撮影を担当することになった当人も新郎新婦に混ざって楽しく祝福している映像も残せます。もちろん構成やイメージを伝えておくことで依頼者の希望に近い映像が納品されることも間違いないでしょう。
結果「記録ムービー」に関しましてはプロの映像制作者に依頼した方が全員で祝福している姿が残せますので、新郎新婦のためにも惜しみなくプロの制作者へ依頼することをお勧めします。
ウェディングムービーの制作において重要なのは「構成」です。どのように見せていくか。どのような展開にするのか。など抑えておききたいポイント5つをご紹介します。
初めにイメージする映像にふさわしいBGMを選択しましょう。後にも説明いたしますが著作権侵害が無いようにフリー素材などのBGMを使用することをお勧めします。どうしてもフリー素材を使いたくないのであれば、どの楽曲をどの映像で上映するのかを事前に式場へお伝えしておくと良いでしょう。式場にもよりますが、まとめて申請してくれる可能性もありますので一度確認をしてみてください。
BGMに合わせて尺を決定しましょう。ただ、長過ぎず短過ぎず適度な尺で制作すると良いでしょう。目安は5分前後で考えておきましょう。長過ぎると飽きてしまい、短過ぎても呆気ない印象になってしまうので一定のテンポではなく緩急をつけて編集すると良いでしょう。
写真素材は、集めていくと見せたい写真はたくさん出てくる思います。しかし、全部を見せるのは難しいでしょう。そのため厳選した写真を編集前に予め選択しておきましょう。写真の素材は多くて30枚くらいが目安となります。
(2人で写っている写真:10枚 新郎のみ:10枚 新婦のみ:10枚)
テキストは長過ぎないことを心掛けましょう。1カット10秒だとした場合は30文字以内にまとめましょう。ナレーションを入れてたり、ちょっとした効果音なども織りませていくと見ている側としても飽きずに釘付けになることでしょう。
フォントはデザインに合わせて見やすいフォントを選択しましょう。とても可愛いらしいポップなデザインなのにテロップは角ばったゴシックだと違和感が出てしまいます。
そして重要なのはサイズ感です。後方の席からでも見えるように工夫したり、ご年配の方でも見やすいカラーを選択しましょう。後に注意点としてご紹介させていただきますが、会場の下見を行なっておくとサイズ感もイメージしやすくなります。
まず構成を決めるためにBGMを選択します。ずっと同じ楽曲だと飽きてしまうこともありますので、楽曲は2〜3曲に厳選しておくと良いでしょう。写真素材の目安は幼少期で3枚程度。小学校時代1枚、中学時代1枚、高校時代1枚、大学時代1枚。社会人時代で3枚。計10枚にしておくと良いでしょう。
(新郎10枚 新婦10枚 2人が出会ってから10枚=計30枚 1カット10秒でちょうど5分)テロップの表示する位置は固定しておくと目線が散らかることなく快適に見ることができます。
映像制作の基本ではありますが、注意点をしっかり抑えておきましょう。以下3点は必ず実施してください。
まず初めに式場の設備を確認しておきましょう。どのメディアが対応しているのか?スクリーンのサイズはどれくらいか?など細かな部分を確認しておく必要があります。
何故ならば式場によって異なりますが、せっかく制作した映像がデータ納品やBlu-rayでの納品ができないこともあり、DVDを持参しなくてはならないというパターンが散見されます。またスクリーンサイズを確認しておくことでテロップサイズや画角の調整ができるので事前に確認を怠らないようにしましょう。
ロケハン(ロケーションハンティング)は実施しておくとをお勧めします。
よくありがちですが、「結婚式場のみ上映するし関係者がいないから大丈夫」と思っている方も多いでは無いでしょうか。厳密に言うと場所、時間を問わず許可なく使用することはNGです。また、友人のメッセージ映像(顔出し・音声)も必ず許可をもらってから撮影してください。結婚式以外での使用はしないなどしっかり決めておくと後にトラブルも回避できるでしょう。よくある事例として、参列者が記録としてムービーを撮り、それをSNSなどの媒体にアップした場合です。想像するだけでも恐ろしいことが起きることが予測できます。どの楽曲をどの映像で上映するのかを事前に式場へお伝えしておくと良いでしょう。式場にもよりますが、まとめて申請してくれる可能性もありますので一度確認をしてみてください。
制作する映像にもよりますが、素材集めから構成を考え、編集するのには思ったより時間がかかります。プロの制作者ではない限り、仕事と両立するのは至難の業と言えます。
上記にも記載した現場の調査や著作関係などでバタバタしてしまうことも少なくありません。そのため、素材が揃うまでにBGMを選定したり、構成を固める時間をしっかり確保しておきましょう。
ギリギリになり焦って制作した映像は最悪の場合、見るに堪えないものになったりするケースも散見されます。目標は挙式1ヶ月前には完パケ(完全パッケージ)しているイメージで進めていきましょう。新郎新婦への愛情を映像としてしっかり伝えましょう!
ウェディングムービーにはたくさんの種類があります。大項目は「演出ムービー」or「記録ムービー」の2つです。
「演出ムービー」には「ウェルカムムービー」「オープニングムービー」「生い立ちムービー(プロフィールムービー)」「エンディングムービー」「参列出来なかった方々からのメッセージムービー」「レタームービー」「二次会用ムービー」などがあります。
「記録ムービー」は当日ずっと撮影をしている必要があるため自身で行うことはせず、プロの映像制作者に依頼することをお勧めしています。ウェディングムービーの制作で最も重要なポイントは構成です。構成には「BGM」「尺(長さ)」「写真素材」「テキスト」「フォント選び・サイズ感」があります。構成をするためにはまずはBGMを決定させましょう。
注意点としては、まず会場の設備を確認・把握しておきましょう。頑張って制作した映像をしっかりした環境で上映したいですよね。そのためには構成を作成する前に一度式場のプランナーさんと打ち合わせを行いましょう。
後々面倒なことが無いように著作権や肖像権などの権利を確認しておきましょう。ここは友人間の中でもトラブルになりやすいポイントなのでしっかりとクリアにおくことをお勧めします。
映像制作をしようと決めた日から結婚式当日までは意外に時間がありません。そのため準備は前倒しで行っていきましょう。目安は結婚式当日1ヶ月前には完成するスケジュールで取り組むと良いでしょう。
貴方が制作した映像は新郎新婦にとっても一生の宝物になるでしょう。ぜひ参考にしていただけると幸いです。